


【 少年の「体」】
R・E・スキヤモンという人が1930年に発表した有名な「発達曲線」の理論があります。それによると、人間の神経系統の発達は、一般型(骨格や筋肉)の発達に先んじ、8歳から10歳で成人の90%が完成されるといいいます。背が伸び、筋肉がつくという「一般型」の成長は、それを追いかけるように、中学から高校の年代にかけて急激に行われます。小学校の最上級生である6年生の段階では、せいぜい成人の50%にしか達しません。 これではっきりするのは、小学生の時代にハードな体力トレーニングをすることはあまり意味がないということです。逆に、この時期にあまり激しい負荷をかけたトレーニングをすると、スポーツ障害の原因にもなります。
逆に、神経系を刺激する運動をこなすことが、小学生年代の少年にとっては非常に大切です。
神経系に関係するのは、バランス、反応時間など、体の動きの巧みさを要求する運動と、ボール感覚の養成があげられます。とくに、球体のボールの動きの感覚をつかむには、この時期にボールを使った遊びをたくさんすることが大事なのです。






















